この恋を大切にしようって思う。 ずっと、翔太と居られたら良いと思う。 世界中どこを探しても、 こんなに愛しく思える人なんて、いない… 居ないから… 「鏡花、起きろー」 翔太の声が響く。 「えぇ、何で?」 「何でって、学校の時間だけど!!」 そうだ!! 学校!忘れてた。 「起きなきゃ!」 「そうそう、起きなきゃ」