「そっか、 元気でね。 住所とか教えてくれる?」 冷静なふりを装って、聞いてみた。 「おれもまだよく分かんないから、落ち着いたらおれから手紙出すよ」 「絶対だよ!?」 「おう」 「嘘ついたら針千本のますよ!」 「おう」 その後、二人で手をつないで家まで帰った。