「へっ?
別にいいよ」
「だめだよ。
ここらへん暗いし、危ないよ」
「でも、夏輝彼女だって居るでしょ。
前みたいに迎えに来てくれるかもしれないよ」
「いま、梨花は家族旅行に行ってるからいない」
「ふうん、学校あるのに?」
「梨花、学校行ってないから」
「そうなんだ」
「だから、送ってくよ」
そういって夏輝は勝手に着いてきた。
だからあたしも、あきらめた。
本当にここら辺は暗いし、おとなしく送ってもらおう。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…