翔太のベッドは翔太の香がして、すごく落ち着く。



今日はずっと翔太を感じてたい。


だから、いきなりだけど泊めてもらうことにした。





翔太がパジャマがわりに貸してくれた服はあたしには大きすぎる。


でもすごく着心地がいい。



「おやすみ」

と言って、あたしの頭をなでてくれた。



「おやすみなさい」

あたしはそう言ってそっと目を閉じた。