「あの箱、開けたか?」
「まだ。だけど?」
「早く開けろよ。」
「うん。」
「それと、あのコ繊細だから、気をつけろよ。おまけに男嫌いでなつきにくい。」
「はっ?」
何言ってんだ?
「まぁこれで寂しくはなくなるな。」
取り扱いには気をつけろよ~と電話が切れた。
意味わかんねぇ。
とりあえず箱開けてみっか。
クーラーががんがんに利いている部屋に戻った。
目の前にあるのはさっきのダンボール・・・。
ペリペリッ
ガムテープをはがしていく。
ガサッ
そしてふたを開いた---.
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…