――二番隊組長、永倉新八。
「おらっ!お前ら気ぃ引き締めていくぞー。」
満面の笑顔で隊士たちと盛り上がっていた。
『おぉーっ!』
猛者(もさ)たちが揃っていた。
うわぁ、暑苦しい奴等…。
新八の奴細いのになんでこう、暑苦しいんだ?
「お、杏里!おまえも気ぃ引き締めていけよっ!」
「はは…、うん。」
――八番隊組長、藤堂平助。
「おーい、生きてるー?」
ガラッと戸を開けて病に倒れてる隊士に声をかける。
「む、無理ッス…。」
もう白旗を振っていた。
八番隊って病人の人数多くねぇ?
「そっかー。まぁゆっくり休みな。」
って平助、病人をつついたらだめだろ。
え、何?こいつ実はSなの?
「杏里、なんか僕の事勘違いしてない?」
「心の中読むなよ。」
「えー?読んでないよ?」
笑顔が怖いわっ!