隼人SIDE



入学式とかだりぃ。


俺はそんなことを思いながら、


鈴華を待っていた。


隣の家からあわてて出てきたのは鈴華だ。


やべぇ、今日も可愛い。


でも、俺はそんな事言わない。


素直じゃないからな。


「おい、遅ぇぞ。」


なんて、事が口走る。


「すいませんね!ってか、嫌なら先いけばいいでしょ!」


「俺はなぁ~、馬鹿なお前が道に迷わないように送ってやんだぞ。」


なんて事は口実だ。