「…別れた…。
昨日別れてん。」







私は、ビックリして
少しの間声が出なかった。







「俺にな、好きな奴できたからふってん。」







って、少し悲しそうに言った。





女という生き物は、
する賢こく、
最低な生き物で…


これを
"ラッキー"と
思ってしまう。








「また、じゃれとん?」







空気を変えるかのように
私の仲良しの友達、



岩元 里香子
【いわもと りかこ】



が、話かけてきた。