急いでメモを取り出し、メアドを書いてすずみに渡す。
すずみが2人に、教えてくれるみたいだ。
手間が省けた。
「あっ、私はあみでいいからっ」
「了解~」
4人、声をそろえて返事した。
それに安心して、ちせに尋ねる。
「ねぇ、私の隣の席の子、名前何てゆーの?」
横?という風にチラッと視線を変えた。
しばらくして、ムッと顔が曇り、
「あみ、知らないの?」
と言った。
「うん…同じクラスなったことなかったし…」
「でも、結構みんな知ってたよ?」
「目立つ方のグループにいなかったから」
「無理もないよ、ちせ」
間からもえかが口を挟む。
「6クラスも、あったんだから」
「んー、そうだね…」
助かった、と思いながら肩を落とす。
ふいにすずみが口を開いたので、耳を傾ける。
「えっとね…、如月ゆう、って言うんだ。
あの子…1年の時からいじめられててね……」
「えっ…??」
「いじめてたのは…ほら、あそこのグループ」
すずみが指さした方には、3人の、女子がいた。
見ると、学校なのにつけまつげをつけて遊んでる。
見るからにキツそうで、私が苦手はタイプだった。
「私、あの子たちも知らないや…」
「そうなんだ。私も同じクラスじゃなかったから、そんなに知らないんだけど…、隣のクラスだったから、耳に入ってきちゃうんだよね」
「そっか…。でも、どうしていじめられてたの?」
すずみは一度目を見開き、ちせともえかの方を見た。
2人とも首を少し横に振り、すずみは私の方を向きなおした。
「ゴメン、そこまでは知らないんだ…」
「そうなんだ。大変なんだね、如月さん…」
「うん~…。あっ、今日プリ行かない!?早く帰れるしっ、ね?1回だけ」
「いいよ~。行こ行こ♪」
すずみが2人に、教えてくれるみたいだ。
手間が省けた。
「あっ、私はあみでいいからっ」
「了解~」
4人、声をそろえて返事した。
それに安心して、ちせに尋ねる。
「ねぇ、私の隣の席の子、名前何てゆーの?」
横?という風にチラッと視線を変えた。
しばらくして、ムッと顔が曇り、
「あみ、知らないの?」
と言った。
「うん…同じクラスなったことなかったし…」
「でも、結構みんな知ってたよ?」
「目立つ方のグループにいなかったから」
「無理もないよ、ちせ」
間からもえかが口を挟む。
「6クラスも、あったんだから」
「んー、そうだね…」
助かった、と思いながら肩を落とす。
ふいにすずみが口を開いたので、耳を傾ける。
「えっとね…、如月ゆう、って言うんだ。
あの子…1年の時からいじめられててね……」
「えっ…??」
「いじめてたのは…ほら、あそこのグループ」
すずみが指さした方には、3人の、女子がいた。
見ると、学校なのにつけまつげをつけて遊んでる。
見るからにキツそうで、私が苦手はタイプだった。
「私、あの子たちも知らないや…」
「そうなんだ。私も同じクラスじゃなかったから、そんなに知らないんだけど…、隣のクラスだったから、耳に入ってきちゃうんだよね」
「そっか…。でも、どうしていじめられてたの?」
すずみは一度目を見開き、ちせともえかの方を見た。
2人とも首を少し横に振り、すずみは私の方を向きなおした。
「ゴメン、そこまでは知らないんだ…」
「そうなんだ。大変なんだね、如月さん…」
「うん~…。あっ、今日プリ行かない!?早く帰れるしっ、ね?1回だけ」
「いいよ~。行こ行こ♪」