「結構、はっきり言うタイプなんですね」 「そ、ゆう訳じゃなくって・・」 何だかあの人に酷い事をしたみたいで顔を俯かせる チラリと見えた先生の首からかけてある手軽なサイズのスプレーが気になった。 「ああ、これは大切な人からの貰い物なんですよ。素敵でしょう?僕もそー思います」 まだ、何も言ってないのに一人で喋って一人で盛り上がる先生の性格が分かってしまった。 「話は脱線しましたが、こちらの彼は貴方の親族です」