水だけは何としてでも
飲ませるように、と
言われたが
なかなか自分では
飲もうとも
しなかったがために
地道にでも
水を飲ませようと
指に水をつけて
舐めさせた。

次第に、
それに慣れてきた
ちぇるこは
掌に注いだ水を
何の抵抗もなく
飲んでくれるようになり、
数時間置きに
繰り返し
掌から水を飲ませた。

しっかりと
水を飲んでくれたことが
ほんとうに嬉しくて
またしても涙....

そんな日々が
数日の間つづいて、
いつも通り自分で
水を飲むようにもなって
ひと安心。。。

お陰さまで
顔色も
いつものように
良くなったのでした。