「何やってたん?乃々香っ!早くアップして!」
「すみません、急いでしますっ!」
あんまり時間が経ってないようで…経ってたみたい。もう、S学園の人らは…アップし終わってる。
「はぁ…」
「あなたの双子の妹やって?」
「え?」
「あそこの可愛い子ちゃん、男子が騒いでた。」
そう舞葉が指差すのは菜々香。
「うん、可愛い自慢の妹…」
「嘘言わんとって気持ち悪いー。」
「え?」
「顔が笑ってない…あの子を自慢とか思ってないやろ。それにぶりっ子やし…あなたと大違い、私が嫌いなタイプの女っ!」
ハッキリと言う舞葉に、怒りも感じず…
「舞葉と同じタイプやんっ!」
って笑ってしまった。