「女子もだろ?」


「えっ?!」


女子…も?


「嘘っ!部長っ?!」


「シャワー行った、それに女子も明日は練習試合って先輩、言ってたで?」


「う…そ」


知らん、そんなん…うちは知らんっ!!!


「聞いてない乃々香が悪い。お前は、ほんまに人の話聞いてないんやから。」


「ドンマイ、乃々っ。」



呆れ気味のマサに、楽しそうなハル…ほんまに知らんかった…そんなん。


「うちっ!試合…メンバー?!」


なんて、一年が何、生意気言ってんねんって話やけど…気になった。


「私と乃々香だけ、一年からスタメン。やからしっかり今日はストレッチして…寝なさいっ!」


「やったぁーっ!!じゃあ、シュート練して帰る!マサとハルもスタメンやろ?やろぉやぁっ!!」


「浮かれすぎ。」


「乃々はほんまに元気やなぁ。」


「私、知らん。シャワー行こう…」


「舞葉!冷たいなぁ…はぁ…マサとハルは?」


「「やるっ!!」」


やっぱり、二人って似た者同士でー。私と一緒で負けず嫌い。


「よっしゃぁ!やるで!」