「ん…………」


目が覚めたらマサはいなかった。かわりにいたのは、ハルやった。


「ハル?」


「……………」


ハルは椅子に座り、ベッドにもたれ寝てる。


「ハルー!」


「…………ん…」


ぐっすり、熟睡。


「はぁ…………」


ハルって、綺麗とゆうより、可愛い顔やなぁ。
うちよりも寝顔が可愛いと思う。睫毛も長いし…
羨ましい。


「って、もぅ5時間目?」


お弁当食べてないし…
誰も起こしにきてくれやんかったんやぁ……
って、うちが起きやんかったんかな。


「ハルー!起きて!お腹すいた!」


と言いながらハルの体をおもいっきり揺らす。


「……………」


「もー、ハルっ!!」


「……………」


って、笑ってない?


「ハル!!起きてるやろ!!」


「はははっ、必死すぎ!乃々っ。」


と、笑いながら起きたハル。
なんか悔しい………