「舞葉も部長もいったん落ち着きましょっ!!」


「乃々香…アカンよ。この子にはちゃんと言わなわからんから。」


「笹井さん、いい子ぶらんといて。腹立つねん、そうゆうのっ!!ざまあみろ、とか思ってるんちゃうのっ?!うちが一人になっていい気味やろっ!!」


「……………」


この子…………


パチンッ!!


考えるよりも先に体が動いて…うちは、舞葉の左頬に綺麗にビンタしてた。


「なっ!!」


「乃々香っ!!」


「あんたアホちゃうかっ!!いい子ぶる?それやったら入学式の時にあんたにあんなこと言わへんわっ!!それにな、先輩に対して仲間に対して、あんなん言うなっ!これから一緒にやっていくんやろーが!ほんまに……アホっ!!」


って………落ち着きましょ〜とか仲裁に入った…うちが………舞葉にビンタかまして…偉そうに怒鳴って…
なにやってんやろぉ。


最悪やぁ〜あ〜。