「絶対、受かって…一緒にバスケしよーな。」 「うち女子部やで?」 「女子部でも乃々香は強いから…一緒にやろーな。」 「ありがとう、一樹とバスケするために頑張るわ!」 「おぅ、じゃあな。俺、寮帰るわ。」 「うん、ありがとう…」 一樹はうちの頭をくしゃっと撫でて走って行った。 寮まで電車で1時間。 もぅ終電ないよな…どうやって帰るん? ほんま一樹は…優しい。 大好き……