「はぁ…はぁ………」 「乃々香?!どしたん?!」 「頭痛い…ガンガンする……熱も………」 「乃々香?!」 お母さんのキンキン声に…嫌気を覚えながら…うちは意識を手放した。 目が覚めたら… 全部、嘘やったらいいのに… 菜々香もいい子で… 二人でS学園に受かって… 一樹が隣におる…… そんな未来を夢見た…… アホなうち………