「………………」
うちは…ずっと菜々香が大切で大好きで……
菜々香に負担が掛からないように頑張ってきた。
お母さんとお父さんが“お姉ちゃんやから我慢して”って言っても…泣かんと我慢してきた。
お兄ちゃんと二人で…病院から戻らない両親をまったりした……
お兄ちゃんが宿泊でいない時…一人の時に……うちと一樹はであった。
一樹は一人っ子で…うちを妹みたいに可愛がってくれた。すぐに仲良くなった…
同じバスケ部で………
菜々香のことも知ってた。
菜々香と一樹は…挨拶をする程度……やけど菜々香が一樹を好きなこともうちは知ってた………
けど………こんなことになるなんて………
思ってもなかった。