「おまえ、聞いてる?」


「この問題の答えは?」



「えっと・・・X=・・・-2?」


もちろん、そんなことを考えながら先生の話を聞いていたから、問題が解けるはずもなく・・・



「やっぱりおまえ聞いてなかったな。この答えは4だ」


「あはは・・・↓」


あたしは先生に心の中を見透かされそうで、笑ってごまかすしかなかった。