「青山!もしかして、サボろうとしてないか?」


少し怒った顔をした相川先生にそう言われた。


「やだなぁ、サボるわけないじゃないですか。」


ほんとはサボろうとしてたけど・・・


「そうだな。青山がサボるわけないよな!ごめんな、疑って。」


ドキッ!

あたし、おかしいよ。

先生にドキドキした。

変なの・・・


「もうちょっとで終わりだから、頑張れよ!」





そういって相川先生はあたしの頭をポンポンと軽く叩いた。