次の日、あたしは結論を出した。 やっぱり、あたしは好きな人の幸せを願っていたい。 先生の幸せは、夏子先生と結婚すること。 幸せな家族になること。 あたしはそう思った。 あたしに、人の幸せを壊す権利なんかない・・・ 幸せを壊したいわけじゃない。 ただ先生の近くにいれればそれでよかった。 でも・・・ もう終わり