「!?」








「雫!!探してたんだ」


優斗がこちらに近づいて来る




私に…気づいてくれた?




「優斗?どうしたの?」


私はうれしい気持ちを抑え、無表情で聞く。



ちゃんとできてるかな?




「お前を迎えに」

優斗が私の頬に触れる


「は?」



「それと…」


瞬間、私の視界が暗くなり、唇に何かが触れた