「いてて…ったく…これ以上バカになったらどうすんだ…常識人じゃなくなんじゃねぇかよ…」


私は座りなおす


「すまん…頭から大量の血を流しながら全くそれを気にしない奴は…もう、すでに常識人じゃないと思う」


失礼な…たしかに視界はかすむが…意外に頭は痛くねけぞ


「優斗…ちょっと」


私は優斗を手招きする


「?なんだよ」


「ちょっとそこに土下座しなさい」



「お前は俺になんか恨みでもあんの!?」


もう復讐は終わったわ


「……すまん…間違えた…正座して」

「なんだよ……」


優斗は素直に正座する