電話むこうの声を聞くや否や、ふてぶてしい態度がみるみる変わっていた


「それは……間違えないのか?」


回りの刑事達は後藤を見てキョトンとしている


いつもの後藤と明らかに違うからだった


数分話しをしたあと電話を切った


力もなく椅子に座り込む


あいつが殺人?馬鹿いうなよ……


おりゃ誰よりも俊の奴を知ってる


誰よりもだ!!