畜生……サクから手を離し言った


「お前の目的を教えろ!!」


「私の声を聞いたら何か思い出すと思ったんだがな……

まぁいい、自分で思い出すんだ。それより君と私のゲームはこれからだよ!!

ほらこれを持て!!」


自分が持っていた二丁の拳銃をポンと投げて来た


俺は慌ててそれを掴む


「それで私を撃っても構わないが、君の愛しき人の場所がわからなくなるどころか、時間が経てば死んでしまうからな」