「ちっ違いますよ……俺はただ……」


外からはパトカーのサイレンが聞こえて来た


警察が来るにしても、余りにも到着が早い……なぜ?……このシナリオが作られていたかのようだ……まさか……


思考を駆け巡らせている内におばさんは逃げて行ってしまっていた


そこで俺のケータイが鳴る。電話を取るなり叫んだ


「おいエース!!奈津がいないじゃないか!!それに……これはお前が殺したのか!?」


「奈津ちゃんがいないのは当たり前だ!!まだまだ時間はいっぱいあるのだからね、もっと楽しまないと」