な……つ?


「奈津か?」


「うん。……俊、助けて。ここは――」


ドスンという音とともに奈津の声が聞こえなくなる


「おい…おいどうした!?奈津ーーー!!」


しばらくの静寂の後、エースが言った


「あんまり余計な事を喋られると困るんでね、一応気絶させただけだから。んふふふ」


「コノヤロー!!絶対お前を許さないからな!!」


めいいっぱい拳を握り言った