はぁはぁはぁ……


さすがにスポーツ万能な俊も、疲れを見せ始めていた


駅に着いたのは約束の時間ピッタリで、額に汗をかき肩で息をしていた


その時、ケータイが鳴った


「んふふふ。実に楽しい、間に合ってヨカッタネ」


エースは声高らか言う


「はぁはぁ……んっ、お前俺が間に合わなくても殺す気は無いんじゃねーのか?今やっちまうと俺が、言うこと聞かなくなって困るんぢゃねーのか?」