「ダメだね、それじゃあ面白くない。それに君はズルをしたね」


「ズル?」


「そうだ!ズルだ!警察にコソコソ連絡しやがって、私がしらんとでも思ったか?」


エースは声を荒げて言った


しまった俺としたことが……やっぱり近くにいたのか、それにこんなに早く来させたのもそれが狙いか?


「罰としてここから五キロ先の駅に走って行ってもらおう、リミットは20分後だ」