『手をあげろ!!』


ジャックの顔がひきつる


「形勢逆転だな、俺が一人でくると思ったか?」


警官に囲まれたジャックは戸惑いながらいった


「貴様は追われてる身のはずだが…」


「先輩を信じてるからです!!」

割って入ってきたのは後藤を逃がした後輩だった


「ふはははは……だが爆弾がまだ…」


『爆弾解除しました』


無線からきこえた