「おれ…お前のこと本気で、好きだぜ」

「俊……あたしもだよっ」

くりっとした瞳で俺を見つめる奈津はとても可愛いかった

けど……体力の限界だった……奈津……

静かに目をとじる

「俊、ねぇ起きなよ……俊ーー!!!」

奈津の叫びがとおくに感じていった……


「お前ら、さっさと終わらせるぞ!!」


ジャックが合図すると暗闇からガサガサと人が動く音が聞こえた


「お前らの負けだ!!!」