「お前には俺に怨みはないハズだ!!行かせてもらう」

俊が一歩あるいた時


パンっと渇いた音が響いた

うっ……


ガクリと膝から崩れ落ちる

「俊!!」


慌てた奈津が体を支えた


足からは血が流れ出ている


「悪いが俺の命がかかってるんでね、三人まとめて死んでもらう」


「さん……にん……だと??」


「隠れてないで出てこいよ、刑事のオッサン」