その頃、後藤は……


「はぁはぁ……」


逃亡者となっていた


遡ること1時間前


拷問にあっていたが、取り調べが自分の部下一人になった時だった


「警部、私はあなたを信じます」


そんな信頼ある部下がいるなんて思ってもみなかったから、驚きだった


「だったら……俺に時間をくれ…頼む……」


「……わかりました、鍵は開いています、お気をつけて!!」