一方後藤がそんな状況になっているのもつゆ知らず、俊は暗闇に紛れ動いていた 『ある』目的の場所に…… それはエースが指定してきた場所 おっちゃんには黙っていたが一人でこいとメールがあった いつあいつが監視してるかわかりやしない、ましてや他にも裏組織の影が見え隠れしていて迂闊な行動ができない 俊は奈津の笑顔を思い返しながら、黙々と歩いた………