さっそく二人は車から降り、俊の家に入った


「あれ?誰もいないのか?」


いつもならいるはずの母さんがいない


「お前が帰って来ないから心配して捜しにいっちまったんぢゃないのか?」


おっちゃんがリビングに繋がるドアを開けながら言った


「いや、それはないと思う。ケータイに連絡なかったし……もしかして……」


おっちゃんと顔を見合わす


エースに捕まった可能性が高い


慌てて母さんのケータイにかけた………