「んふふふ、君の頑張り次第だよ。それじゃあ今の時間は何時かな?君の腕時計で見てくれないか?」


なんだよ、次から次に。舌打ちをしながら腕時計を見た


時計はちょうど3時を指していた


「今は3時だ!!」


ぶっきらぼうに答えた


「タイムリミットは今から55時間だ」


「何だよタイムリミットって!?」


俺の問いを無視して言った


「暗号は後ほどメールで送信することにするよ、じゃあ健闘を祈るよ。んふふふ」


「おっおいちょっと待て!!まだ聞きたいこ……と…」


プー、プー


そこで電話は途切れた――