くそっ!!


「じゃあ何をすればいいんだ?」


「そうだねーじゃあ、僕とゲームをしようか」


「ゲーム?」


「そう、ゲームだよ。簡単なね。僕の出す暗号を解いていって、最終的に奈津ちゃんを監禁してる場所に着けたら君の勝ち、けど辿りついても君の命は貰うよ」


「もし……もしつけなかったら?」


俺は恐る恐る聞いた


「んふふふ、泣き叫ぶ声が聞こえるね」


沸々と怒りが沸き上がる


「ふざけるな!!!奈津に指一本でも触れてみろ、ただじゃおかないぞ!!」