「ゴメンなっ。悲しい思いさせちまって…。もう少しだ…もう少しで助けにいくよ。待っててくれ」


『うんっ』


奈津が生きてた、俺に生気が戻ってくる


「そういえばそこどこか分かるか?」


『ううん…わかんない……どこかの地下ってのはわかるけど…それ以外は…。それにこの携帯電池1でいつ切れ……ちゃうか……』


「奈津?奈津?」


『電池なく………なるよ……ちゃん………と助けに来て………ね』


「俺お前が大好きだ!!絶対助ける!!助けるからな!!」


『あたし……も好………』


プツッ…トゥートゥー


そこで電話は途切れた………