俊はうっすらと目を開けた


その先には雲一つない青空が広がっていた


これが夢か幻か、はたまた真実か


何もかもわからなくなっていた


ただ一つ言える事


俺の1番大切な愛おしい人を助けれなかったこと


このままあの空に吸い込まれて行きたい


早く奈津のもとに行かないと


あいつ…寂しがりだからな


ってか俺もう死んだのかな?体が軽いや


「おまえは残念ながら生きているぞ!」


おっちゃんの声で現実に戻された