一方その頃エースは……


笑い、笑い、笑い


全くとまらない笑い声が不気味に辺りに響き渡る


「んふふふ。こんな愉快な復讐を55時間でやめるのは惜しい。勝手にもっと続け……」


そう言いかけた所で、後ろから歩いて来た人物の顔を見て固まった


「キング様………」


実にすがすがしい笑顔でエースを見つめる


普通に出会ってその顔をみたら、とても優しい大学生に見えるだろう


緩やかな髪をしていて、穏やかな目に、すっとした鼻


ニコッとする顔を見た女はイチコロと言わんばかりの顔立ちだ


しかし……