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奈津は静かに震えていた


先程まで足音が聞こえ、扉が開いたと思ったら線が三つ付いた時計型の爆弾に謎の暗号ときたもんだ


あたしに解けるわけない………あたしは俊ぢゃないもん………


暗号の紙と爆弾を隅に置き、ただただ俊がくるのを待ち続けることにした


爆弾は起動しているらしく、1時間を切っていた…………



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