2日後、課長と佐久間主任と私は3ヶ月の予定で日本に戻る。
やるべきことは満載だ。
まずは、もっと人を集めなきゃ。
私と佐久間主任しかいないから、ここ1ヶ月、いくつも兼任している。
私も4つくらい職種を兼任していて、慣れない業務もあって今にも死にそう……。
いつも終電スレスレに電車に駆け込んでるけど、間に合うのか?
今日は……。
急いで作った書類をかき集めて、承認をしてもらうために課長の部屋へ駆け込む。
課長はものすごい勢いで書類に目を通すと、これまた鬼のような速さで加筆、修正、押印をテキパキとこなす。
もんげー速い。
「おい!」
「はい?」
「ここ、間違ってる」
「えっ?何度も見直しましたから、そんなはずは……」
「『PTS』(私設取引所)だろうが、ここは……。『ETC』になってるぞ。いつからうちは高速道路の料金所を始めたんだ?」
課長の手元を見て、サァーーーっと血の気が引く。
やるべきことは満載だ。
まずは、もっと人を集めなきゃ。
私と佐久間主任しかいないから、ここ1ヶ月、いくつも兼任している。
私も4つくらい職種を兼任していて、慣れない業務もあって今にも死にそう……。
いつも終電スレスレに電車に駆け込んでるけど、間に合うのか?
今日は……。
急いで作った書類をかき集めて、承認をしてもらうために課長の部屋へ駆け込む。
課長はものすごい勢いで書類に目を通すと、これまた鬼のような速さで加筆、修正、押印をテキパキとこなす。
もんげー速い。
「おい!」
「はい?」
「ここ、間違ってる」
「えっ?何度も見直しましたから、そんなはずは……」
「『PTS』(私設取引所)だろうが、ここは……。『ETC』になってるぞ。いつからうちは高速道路の料金所を始めたんだ?」
課長の手元を見て、サァーーーっと血の気が引く。