エッチの最中に寝落ちしちゃう女って……。

課長の腕の中で、ションボリうなだれる。

そんな私を抱きしめながら、肩を震わせて課長が笑う。

プン!

課長ってば、イジワルすぎる。

絶対、大人のよゆーって感じで遊んでる。

課長は、そんなふてくされている私の頭をぐっと引き寄せてキスをすると、そのままクルンと体勢を変えて嬉しそうに私を見下ろしている。

「下着もパジャマも着てきたんだな」

「そうしないと落ち着きませんから」

「ふーん……」

なんて、感心しつつも、課長がパジャマの胸のボタンをひとつ、また、ひとつと開けていく。

「か、課長?!」

「昨日の約束だ。『次』の機会に、見せてもらうって」

「つ、次って……」

課長はニッコリ微笑んで答える。

「今がその『次』だ」

「ええっ?!か、かちょぉ~!恥ずかしいです!!」

朝の陽光ばっちりのベッドでうろたえて、逃げようとする私の腕を課長がしっかと掴む。

「すごく頑張って買ったから、『ぜひ』俺に見せたいと言った」

「『ぜひ』なんて言ってません!『せっかくだから』です」

「そうだったかな?」

ぜーーったい、課長ってば、私で遊んでる!

むきになっている私のことなんてお構いなしに、手際よくパジャマを脱がせきったご機嫌な課長の指先が、バチンと私のブラのホックを外す。