電車を乗り換え、何とか東京駅八重洲南口に到着。
キョロキョロ見回すと……
いた!
課長だぁぁぁぁ!!!
黒のスタンドカラーコートの着こなしもバッチリ決まってて、かっちょいいじゃないですか?!
だけど、課長は私に気付いていない模様。
腕時計を見たり、ケータイを確認しながら、無造作に髪を掻き揚げている。
ふわぁ~。
いいなぁ~。
課長をこんな風に待たせてしまってごめんなさいなんて思いつつも、私を待っていてくれる課長の姿が嬉しい!
ふと見ると、課長の近くを通り過ぎていく女の人たちが、
「ねぇ、ちょっと、あの人カッコイイかも」
「声掛けてみようよ」
って囁きながら、振り返ってる。
もてすぎですってば、課長。
NYのパーティーでのいや~な思い出が蘇る。
ううん。
気にしちゃだめだ。
釣り合うとか釣り合わないとか、そんなこと関係ないよ。
「課長!遅れてすみません!!」
改札口に続く階段をダッシュで駆け下りる私に、課長は片手を挙げて微笑みを返してくれた。
キョロキョロ見回すと……
いた!
課長だぁぁぁぁ!!!
黒のスタンドカラーコートの着こなしもバッチリ決まってて、かっちょいいじゃないですか?!
だけど、課長は私に気付いていない模様。
腕時計を見たり、ケータイを確認しながら、無造作に髪を掻き揚げている。
ふわぁ~。
いいなぁ~。
課長をこんな風に待たせてしまってごめんなさいなんて思いつつも、私を待っていてくれる課長の姿が嬉しい!
ふと見ると、課長の近くを通り過ぎていく女の人たちが、
「ねぇ、ちょっと、あの人カッコイイかも」
「声掛けてみようよ」
って囁きながら、振り返ってる。
もてすぎですってば、課長。
NYのパーティーでのいや~な思い出が蘇る。
ううん。
気にしちゃだめだ。
釣り合うとか釣り合わないとか、そんなこと関係ないよ。
「課長!遅れてすみません!!」
改札口に続く階段をダッシュで駆け下りる私に、課長は片手を挙げて微笑みを返してくれた。