聞きたいっっ!
聞きたい!!
聞きたい!!!
普段、業務連絡しかしてくれないカタブツ課長から、この謎を聞き出すのは至難の業だもん。
それに、会ったとしてもあの課長。
突然、恋愛モードがONになって、聞き出す前にキスで口を塞いじゃうし……。
そのキスだって、めちゃセクシーで、気持ちよくて、すぐに心も体もトロトロに溶けちゃって私自身聞き出すどころじゃ……。
はっ!
いかん。
トロけてる場合じゃない!
ああ。
美魔女様に聞きたいなぁ~。
そんな私の心の中で、悪魔と天使が取っ組み合いのケンカを始める。
悪魔由紀「聞いちゃいなよ、由紀。美魔女様はチョー優しそうだし、それにあんたと課長の仲も公認っぽいし。彼女なんだから、聞けば何でもホイホイ、答えてくれるって」
天使由紀「ダメだよ、由紀!すごく大切なことだからこそ、課長が話してくれるのを待つべきだよ。こんな風に聞き出すのは、いくら彼女でもまずいって!」
あ~ん、もう!
どぉしたらいいのょぉぉぉ!!
「あの、由紀さん。どうなさったの?」
「あ、いえ。ちょっと……」
どうするの?由紀。
聞くの?
聞くなら今しかないんじゃないの?
いや。
だめだってばよ!
それでもためらっていたその時、美魔女のケータイが再度なる。
「あら、こうちゃんからだわ。度々ごめんなさいね。ちょっと失礼しますわ」
美魔女が、再びケータイに出る。
2、3言課長と言葉を交わした後で「ごめんなさいね。何度も。こうちゃんがあなたと話したいらしいの。よろしいかしら?」と、私にそっとケータイを差し出す。
聞きたい!!
聞きたい!!!
普段、業務連絡しかしてくれないカタブツ課長から、この謎を聞き出すのは至難の業だもん。
それに、会ったとしてもあの課長。
突然、恋愛モードがONになって、聞き出す前にキスで口を塞いじゃうし……。
そのキスだって、めちゃセクシーで、気持ちよくて、すぐに心も体もトロトロに溶けちゃって私自身聞き出すどころじゃ……。
はっ!
いかん。
トロけてる場合じゃない!
ああ。
美魔女様に聞きたいなぁ~。
そんな私の心の中で、悪魔と天使が取っ組み合いのケンカを始める。
悪魔由紀「聞いちゃいなよ、由紀。美魔女様はチョー優しそうだし、それにあんたと課長の仲も公認っぽいし。彼女なんだから、聞けば何でもホイホイ、答えてくれるって」
天使由紀「ダメだよ、由紀!すごく大切なことだからこそ、課長が話してくれるのを待つべきだよ。こんな風に聞き出すのは、いくら彼女でもまずいって!」
あ~ん、もう!
どぉしたらいいのょぉぉぉ!!
「あの、由紀さん。どうなさったの?」
「あ、いえ。ちょっと……」
どうするの?由紀。
聞くの?
聞くなら今しかないんじゃないの?
いや。
だめだってばよ!
それでもためらっていたその時、美魔女のケータイが再度なる。
「あら、こうちゃんからだわ。度々ごめんなさいね。ちょっと失礼しますわ」
美魔女が、再びケータイに出る。
2、3言課長と言葉を交わした後で「ごめんなさいね。何度も。こうちゃんがあなたと話したいらしいの。よろしいかしら?」と、私にそっとケータイを差し出す。