~♪~♪~♪ 「やべっ! 冴華、本鈴だ!」 学校から聞こえる本鈴で、亮が叫んだ。 いきたくない・・。 確かめたい・・本当に雅なのかどうか・・。 「冴華っっ!!」 滝川くんを背負った亮が、せかす。 「先行ってて!すぐ追いつくから!!」 それを聞いた亮は走り出した。 「あの・・・お名前、聞いてもいいかな?」