《♪~♪~♪~》


『もしも~し。』



冴華の声を聞いて、安心したのか
また涙が出てきた・・。



『えっちょっ雅!?どうしたの!?』

「ちょっと・・話しがあるんだ・・。」

『電話・・・じゃ話しにくいね。
今ちょうど兄貴いるから、迎えにいくよ。

あっ、もう遅いからそのまま泊まれるよう
に用意しといてね。』

「うん・・。ごめんね。迷惑かけて・・。」



今考えたら、すっごい迷惑な話ですね・・泣

夜に泣きながら電話って・・・そりゃ慌てる
よね。