「あたし・・・話す。 ちゃんと、話すよ。」 「おうっ、がんばれっ!! 俺、空さんはちゃんと分かってくれると 思うよ。」 「うん。でもその前に、冴華に相談する。」 「おお。そーしな。」 〝じゃなっ〟 そう言って、舜は部屋を出て行った。 本当にできた弟だ。 時々、自分が妹に思えてくるよ・・汗 そんなことを考えながら、冴華に電話を かける。