「"えっと"って多いですよ」
彼女は降り注ぐ太陽の光を更に暖かくするみたいに笑った。

「あ、そうですね」

「はい」

「えっと…」

「ほら、また」

彼女が不快な気持ちになってないかと心配になったけど
爽やかに笑う彼女はそうでもないように見えた。



何と切り出そうか迷っていると
彼女が僕の目を真っ直ぐに見つめて言った。