彼女はいつも飴を食べている人で、
僕の見た限りでは彼女のポケットの中やバックの中から飴が切れたことはなかった。




彼女の机の上には、いちごやメロン、ブドウなど色とりどりの飴が入ったコルク瓶が置いてあった。




彼女が、僕と一緒に住むために荷物を抱えてやって来たときも
「嫁入りの品」と言って笑いながら、高い飴を僕に手渡していた。



その後彼女に全部食べられたけど。